MFT指導・管理ソフト SPOT
MFT(口腔筋機能療法)を指導・管理するトータルシステムソフト
MFT指導・管理が グッとラクになる
MFTは歯ならびや口元のバランスを整えるためのとても大事なトレーニングです。しかし、そのトレーニング方法は医療従事者でも覚えるのが難しいほどとても多くの種類がある上に患者さんにきちんと理解してもらうことが必要となるためMFTを行うのはとても大きな労力がかかります。
「クリニックで働く方々の負担を取り除きたい」
そんな思いからこのソフトは生まれました。治療計画の立案や指導管理は、クリック一つでOK。治療経過はグラフで表示されるため、一目見て確認。患者さんがおうちでトレーニングするための資料もたくさんつまっています。患者さんのモチベーションの向上はもちろん、実際に現場で働く歯科衛生士さんの声を取り入れ使いやすさも追求しました
今行っているMFTの管理を、もっと簡単にしたい
MFTを自分のクリニックでも始めてみたい
その気持ちに応えるのが
「MFT指導・管理ソフト SPOT」です。
「MFT指導・管理ソフト SPOT」 3つのポイント
簡単入力システムにより管理・記録時間の削減し、診査結果のバラつきを防ぐ
チェックを入れる、リストから選択する、数字を入力するといった簡単な操作性で、記録の時間を大幅に短縮できます。また、トレーニング毎に評価コメントが登録されているため、担当者による評価のバラつきを防ぎます。
MFTトレーニングのお手本動画26本収録、印刷物は全40種類
患者様へのMFT説明用の導入ツールから、MFTトレーニング方法、レッスンチェック表などMFT印刷物が多数収録されています。「MFTを導入したいけれどどうしたらいいのかわからない」といった医院様から「MFTのより細やかな指導を行いたい」という医院様まで幅広くお使いいただけます。
MFTトレーニング効果を7つの指標でレーダーチャート化し、継続につなげる
口腔筋機能のバランスをレーダーチャートで把握することで、目標値までの計画が立てやすくなります。MFTトレーニングの効果を視覚化することにより、患者様自身が目で確認を行うシステムでモチベーションの向上につなげます。
SPOTの活用方法
診査・問診
患者情報
患者情報を一括管理できます。舌癖のタイプ・噛み合わせのタイプ・治療段階・装置の種類、抜歯の状況、態癖、備考欄が収録されています。操作は簡単なチェックボックス形式ですので、入力作業がラクに行えます。チェック項目の内容はクリニックごとにカスタマイズができるので、様々な患者さんのタイプに対応することが可能です。
▲各クリニックごとに必要な項目をカスタマイズすることが可能。
診査表
口腔内初見、観察、問診など診査内容を入力できます。項目の文言は全て編集できますので、普段使われている内容に変更することも可能です。また、診査内容の記録忘れや初診時に必要な写真や動画の撮り忘れを防止するチェックボックス機能も搭載されています。診査の結果は、ドロップダウン式リストから簡単に選択できるため、診査時間の短縮につなげます。
▲ドロップダウン式リストで選択するため、診査時間の短縮。
計画立案
練習計画
突出癖、低位舌、コントロール力、口唇トレーニング、咀嚼・嚥下、舌側方のコントロールの全6種類の練習計画表を収録しています。練習計画表はクリニックごとに編集・追加が行え、クリニックオリジナルの練習計画や患者さんごとに合わせた練習計画を組むことも可能です。
▲初期では全6種類の内容を収録。その他にも練習内容を自由に追加・削除が可能。
説明
MFT導入用説明ツール
すぐに「MFTを患者さんに説明する紹介用のスライド」を表示することができます。はじめにMFTとは何かを紹介することで、患者さんにMFTについての理解を深めてもらい、舌の正しい位置や無意識に行っているさまざまな態癖についても意識してもらうきっかけを作ります。態癖の影響は、歯列の変形などに影響することをお知らせすることでMFTトレーニングへの意欲・関心を高めます。
実施
お手本動画
専門の衛生士によるMFTトレーニングのお手本動画が全26種類収録されています。イラストではわかりにくかったMFTのトレーニング内容を、動画とテロップで紹介しています。担当者による指導内容の差を軽減し、指導内容を統一できます。MFTの指導経験の浅い衛生士の方でも容易に指導が行なえます。お手本動画を直接患者さんにお見せして、その様子を撮影することも可能です。
収録内容一例
- ファットタング・スキニータング
- ティップアンドスティック
- ミッドアンドスティック
- リップトレーサー
- ガーグルストップ 他
全26種
記録
画像・動画登録
撮影した患者さんの動画・口腔内写真・顔写真・レントゲンのデータを登録できます。データは異なる日に撮影した写真を、種類ごとにわかりやすく保存できるため、変化を一目で確認することができます。撮影した動画を並べて再生することで「どこの機能が弱いのか」「どのように変化したのか」を患者さんと確認することが容易になります。撮影した写真や動画を探す時間の削減にもつながります。
記録
トレーニング毎に評価コメントと次回のチェック項目が登録されているため、担当者による評価のバラつきを防ぎ、評価基準を統一できます。ドロップダウン式リストから選択する簡単な操作性により、記録にかかる時間を削減することが可能です。また、記録コメントをあらかじめ使用している文言に編集することで、今までの記録方法をそのまま使用することができます。直接文章を入力することもできますので、患者さんごとに文言を変えて記録することも可能です。
▲ドロップダウン式リストからの選択の他にも、フォームに直接入力することも可能。様々なコメントの入力ができる。
継続
レーダーチャート
口腔筋機能のバランスを7つの指標で体系化することにより、MFTのトレーニング効果を総合的に比較することができます。数値で管理を行うことで目標値までの計画が立てやすくなります。また、効果を視覚化することにより、患者さん自身が目で確認できるためモチベーションの向上につながります。簡単印刷機能搭載により、プリンターと接続することですぐに患者さんへお渡しが可能です。
▲プリンターと接続することでプリント可能。
MFTプリント
作成に手間がかかるMFT関連の印刷物がPDF形式で全40種類収録されています。各トレーニングで患者さんが正しくできているか担当者の注意が必要なチェックポイントから、患者さんが自宅でMFTトレーニングを復習するための印刷物、毎日練習を行ってもらうためのレッスンチェック表など多数のPDFが入っています。オリジナルで作成されたデータもフォルダ内に追加することができ、探す手間なくいつでも呼び出しが可能です。
▲毎日おうちで練習をしたらシールを貼る「がんばったカード」。
保険
「口腔機能発達不全症」管理計画書付き
2018年日本歯科医学会公開の「口腔機能発達不全症に関する基本的な考え方」と「小児の口腔機能発達評価マニュアル」参考の「口腔機能発達不全症」管理計画書を収録しています。評価内容をチェックし、管理の記録がラクに行えます。プリンターと接続してプリントしたり、PDFで保存することができます。
▲プリンターと接続することで、A4サイズでプリント可能。
「MFT指導・管理ソフト SPOT」 動作環境
対応OS: OS X El Capitan 10.11以上のOS(2019年1月現在)
メモリ: 2GB以上(推奨4GB以上)
空きHD 容量: 1.5GB 以上(画像・動画等の保存領域を除く)
本ソフトウェアは1ライセンスにつき1台のパソコンで使用することができます。対応機種についてはお問い合わせください。
対応OS一覧
バージョン | コードネーム | リリース |
OS X 10.11 | El Capitan | 2015年10⽉1⽇ |
macOS 10.12 | Sierra | 2016年9⽉20⽇ |
macOS 10.13 | High Sierra | 2017年9⽉25⽇ |
macOS 10.14 | Mojave | 2018年9⽉25⽇ |
※上記の動作環境で全ての動作を保証するものではありません。