
Dual Dimension ワイヤーの活用法
Dual Dimensionワイヤー(以下DDワイヤー)に角部分のサイズが拡大された製品が登場しました。DDワイヤーの特徴としては従来の他社製品と比較して「角部」と「ラウンド部」の接合箇所での破損が少ないと感じております。また「ラウンド部」のすべりが良いことが挙げられます。
この滑りの良さを利用することにより、特にII級症例の治療が容易になりました。
上顎ではTADを併用したEn Mass Retraction、下顎では臼歯部の近心移動をはかる目的でDDワイヤーを使用しておりますが、上顎は3~3部が角ワイヤーでカバーできるようになり犬歯のトルクコントロールが可能になりました。また、下顎臼歯部の近心移動の際は3~3部が角ワイヤーになったことにより前歯部の固定の強化が期待されます。角部のサイズのバリエーションが広がったことにより、スライディングメカニクスがさらに使いやすくなったと思います。
DDワイヤー使用時の注意点としては鋭角的な屈曲には脆いところがありますので、最後臼歯のシンチバックの際はワイヤーの破折に注意が必要です。


|
向井先生 略歴 |
資 格 | |||||
むかい矯正歯科
|
〒107-6102 |
| |||||

Nouvelle vauge Back Number