
2009年6月25日に開催される、「成功させるためのリンガルブラケット矯正治療」リンガルブラケット(舌側)矯正治療 ベーシックセミナーで講演をお願いしています、大分県のエンゼル矯正歯科の酒井昭行先生に、セミナーにも関係するさまざまなお話をお伺いいたしました。
本日はお忙しい中、貴重なお時間頂きまして誠に有難うございます。
酒井先生には、来たる2009年6月25日に開催される「成功させるためのリンガルブラケット矯正治療」リンガルブラケット(舌側)矯正治療 ベーシックセミナーでの講演をお受け頂きありがとうございます。
セミナーに向けて酒井先生のご紹介をかねてリンガルブラケット治療について、少しお話をお伺いしたいと思います。
Q .酒井先生はリンガルブラケット矯正治療は今まで何例位のご経験がありますか?
約800例です。
Q . そのリンガルブラケット矯正治療の場合、先生はフルリンガル(上下共リンガル)を選択されると思いますが、その理由は?
フルリンガル(上下共リンガル)のほうが確実に綺麗に治るからです。
ハーフリンガルは上下のアーチのコーディネーションをしづらいという理由から、フルリンガル(上下共リンガル)を採用しております。
また、全く見えない矯正治療を希望してリンガルブラケットにするわけですから、下顎ラビアルには抵抗があります。
Q .今回のセミナー『成功させるためのリンガルブラケット矯正治療』に参加される先生方に特にどの点または、どういうところを聞いてもらいたいでしょうか?
今回ご参加頂く先生方は、リンガルブラケット矯正治療の質を高めるというスキルを学ぶ為にきて頂くと思いますが、その為にはいかに的確な診断が出来るかということが重要だと思います。
正確な診断が出来ていないと治療計画も曖昧になってしまいます。
Q .治療計画について、特にポイントとなる部分をおうかがいしてもよろしいですか?
特に機能的な咬合を得るための診断が重要です。
動かない静的な咬合を作ることが目的ではなく、患者さんが快適に咀嚼(顎運動)できることがゴールですから、一番重要なのは顎関節を中心とした診断をするということです。ここからがスタートポイントになると思います。
そのスタートポイント(最初の診断)を間違うと、治療途中で治療計画の変更を余儀なくされたり、苦慮する結果となることがあり、結果として適切な治療結果を導きだすことができなくなります。
リンガルブラケット矯正治療はラビアル矯正と比較して技術力(テクニック)の差が大きくでるように思われますが、診断はテクニックの一部でもあり、テクニックの上にある非常に重要な部分だと思います。セットアップ模型を作製する上でも必要ですので、先ずは診断という総論をお話させて頂いた上で、テクニックの部分に入って行きたいと思います。
Q .ありがとうございます。その他にお聞き頂きたい項目などは?
また各先生方によっても治療の目標が違いますよね。
どこまで治せばいいのか、どこまで目指すのか...
本来矯正治療というのは顎口腔システムの改善のための一助と把握しています。歯を動かして歯並びを綺麗するだけでなく、かみ合わせを良くし、生体が正常に機能できるように治療することが目的だと思います。
これが60点では駄目な訳で、やはり治療のゴールは、リンガルブラケット矯正治療であろうが、ラビアル矯正治療であろうが、100点を目指さなければならないと考えています。もし、100点がずれたとしても60点以下になることはないからです。
治療の目標が、顔貌の審美性、歯列の審美性、機能的咬合の確立、健康な顎関節、健康な歯周組織、長期的安定性、主訴の改善であることに異論を唱える先生はいないと思います。
治療の選択について...
確かにラビアル矯正治療のほうがリンガルブラケット矯正治療と比べてシステム面でも楽です。また、歯牙移動のコントロールはリンガルブラケット矯正治療のほうが難しいと言われています。
但し....
リンガルブラケット矯正治療とラビアル矯正の質が同等で、治療期間も短ければ患者さんはリンガルブラケット矯正治療を選びますよね。
今回、リンガルブラケット矯正治療がラビアル矯正治療よりクオリティーが低い、治療期間が長いなど否定的見解や躊躇している先生、また、リンガルブラケット矯正治療を始めたが、ラビアル矯正治療のようにうまくコントロールできない、レベリングまでは順調だったが、スペースクローズ中にファンクションを崩してしまう、フィニッシングに苦慮し、治療結果を妥協してしまう先生に、リンガルブラケット矯正治療がトレンドや集客させる為の手段ではなく、顎口腔システムを得るために適切であることなど症例を通して勘所をお話しさせて頂きたいと思います。
私はリンガルブラケット矯正治療でも器材、器具、材料やシステムの改善、修正をすれば、ラビアル矯正治療と同じような治療が出来ると考えております。
先生の症例、ノウハウが聞けることを楽しみにしております。
今日は御忙しい中有難うございました。




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