フリーダムX5
模型の固定不要、高解像度カメラで“簡単でハイクオリティ”を実現するラボスキャナ
フリーダムX5の特徴
Point 1
約3分で完了※1するスピーディなスキャン速度
一般的なラボスキャナは、スキャン後のビルドを含む最終的なデータ構築に時間がかかりますが、 フリーダムX5は構築プロセスをスキャンと同時に実行。スキャンの時間を大幅に短縮し、約3分で全ての処理が完了します。
※1 DOF社公式Webサイトより(https://www.doflab.com/ja/model-scanner/freedom-x5/)
Point 2
固定いらずで模型を置くだけでスキャン可
独自技術のカメラムービング機能により、カメラ自体が動きながら模型をスキャンするため模型の固定が不要です。
模型を固定する無駄な時間を省略するうえ、スキャン中に模型が動くことによるズレや落下の可能性を低くします。
Point 3
5MPの高解像度カメラで模型の色を再現
カラースキャンもできる高解像度のデュアルUHDカメラが、模型の色を綺麗かつシャープに再現します。
パーシャル模型をスキャンするときに便利です。
フリーダムX5の強み
高解像度スキャンでより品質の高い技工物の作製を
解像度500万画素(ピクセルサイズ5μm以下)のスキャン解像度で、マージンも複雑なエッジもよりリアルに再現することができます。
また、フリーダムX5はカメラとプロジェクターの間の角度を最適化させ、模型の狭くて深い部分までスキャンができるようになりました。
現物に限りなく近いスキャンデータが生成できることで、より品質の高い技工物の作製に役立ちます。
旧機種※2からデータ処理速度が30%アップ
人工知能を基盤としたデータプロセッシング技術を搭載し、スキャンのデータ処理速度を旧機種よりも30%以上短縮しました。また、模型をジグに固定する必要もありません。
※2 フリーダム HD(医療機器製造販売届出番号:36B2X10006000127)、DOF フリーダムUHD(医療機器製造販売届出番号:26B2X10038000005)
咬合器をマウントしたままスキャン可
マウントされた状態をスキャンし、咬合関係(高径)をそのまま再現します。
臨床で一般的に使用する咬合器なども使用することができるため、作業時間を短縮することができます。
フリーダムX5 ソフトウェア
Interproximal Scanning
歯間スキャン機能を利用して、歯牙の間のデータをより正確にスキャンできます。矯正装置、一般補綴、パーシャルデンチャー作製時にとても有効です。
Denture Scanning
デンチャーを置くとスキャナが内面と外面をスキャンした後マッチングするため、短時間でデンチャーの複製が可能です。
Impression Scanning
狭く、深いインプレッションもスキャンすることができ、DOF独自のスキャンターゲット技術を使うことにより、スキャンデータを自動的にマッチングすることができます。
Transfer Plate
臨床状態の咬合関係を再現することができるトランスファープレート(オプション)を利用し、Artex、KaVo、SAM、Bio-Art、Denar※3などの調節性咬合器を使用することができます。
※3 Artex、KaVo、SAM、Bio-Art、Denarは各社の登録商標です。
All-in-One Scanning
上顎と下顎、そして支台歯を一度にスキャンすることができるため、作業を最大50%まで短縮することができ、作業の効率性を高めます。
Post & Core Scanning
ポストコアの印象をスキャンし、模型データとマッチングすることで歯根の深いところまで3Dデータ化することができます。
Smart Scan
スキャンのプロセスにおいて、模型の位置を変更して追加スキャンをしたり、別の模型を追加してスキャンしてマッチングをすることができます。フルデンチャーも簡単にスキャンすることができます。
Scanbody Fitting
スキャンボディの位置を事前に設定できます。高さと角度を測定して、より精密に位置関係を再現します。
Auto Alignment
ソフトウェアが最適な共通点を探し、自動でデータをマッチングします。スキャンデータのマッチングのために点をうつ必要がないため、作業時間を短縮できます。
Virtual Articulation Set-Up
実際の調節性咬合器を使用しなくても仮想咬合器設定を利用し、咬合関係の再現をすることができます。
Partial Matching
希望する領域を選択し、2つのスキャンデータをマッチングします。スキャンデータ間に共通部分が少ない場合にも精密なマッチングを可能にします。
Resolution Adjustment
ビルドをする前にSTLデータの解像度を自由に調節することができます。支台歯と隣接歯、対合歯までそれぞれ希望する解像度とファイルサイズに調節して出力することが可能です。
Back-Up Recovery
停電や事故などで、プログラムが非正常的に終了した場合にスキャンデータを自動で保存します。
STL Import
STLデータを読み込んで、そのSTLデータにスキャンデータを重ね合わせて追加することができます。
Orientation of Scan Data
スキャンデータはユーザーのCADプログラムに合わせて出力します。DOFスキャナは多様なCADプログラムと相互性があります。
商品情報
本体サイズ | 385(幅)×449(奥行き)×207(高さ)mm |
---|---|
本体重量 | 約5kg |
スキャニング方法 | カメラムービングシステム |
出力フォーマット | STL、OBJ、OFF |
光源 | LEDホワイトライト |
技術 | 構造化照明 |
電源仕様 | 100-240V(AC)、50-60Hz |
OS | Windows10(64bit) |
スキャン精度 | 5μm(スキャンの精度はユーザー環境や模型によって変わります) |
販売名 | DOF フリーダムX5 |
---|---|
一般的名称 | 歯科技工室設置型コンピュータ支援設計・製造ユニット |
医療機器製造販売届出番号 | 26B2X10038000016 |
製造販売元 | 株式会社DOF JAPAN 〒600-8405 京都府京都市下京区万寿寺通高倉西入万寿寺中之町78 |