スカウター Z-CAM
視野と両手を、もっと自由に
神経外科医の脊椎手術の過程ではスカウター Z-CAMが非常に役立ちます。
DOCTOR'S VOICE:手術過程で感じる不快感について
開発の経緯
従来のマイクロスコープの課題
- ●接眼レンズで患部を見ながら作業が必要なので、スタッフとのコミュニケーションが難しい
- ●長時間の手術時には術者の目の疲れや姿勢が悪くなる可能性がある
- ●重量もあるため移動が大変で、手術室の多くのスペースを占有する
- ●初期費用が非常に高額である
このような課題を解決して欲しいという声からスカウター Z-CAMは開発されました。
【使用されている主な診療科】整形外科・皮膚科・形成外科・脳神経外科 等
商品特徴
Point 1
従来のマイクロスコープと違い接眼レンズはなく、モニターに映像が映し出されます
Point 2
光学ズームでは画質を劣化させずに鮮明な画像で手術が可能で、デジタルズーム機能を使用することによりさらに拡大された映像で手術を行うことができます
Point 3
コンパクトな設計で移動も容易のため、手術室のスペースを十分に確保することができます
商品の強み
手術の効率化
手術室内にいる全員が同じ画面を見ることができるため、円滑なコミュニケーションが取れ、手術の効率を高めます。
研修ツールとして
院内の教育やトレーニングの際にも活躍します。鮮明な画質で拡大された映像を同時に確認することができるので、外科医や研修医の実習教育の機会に活用できます。
操作性
フォーカス調整機能
レンズに接続されている2つのハンドルを左右に回しながら、ズームイン・ズームアウト調整(下部ハンドル)と微細フォーカス調整(上部ハンドル)が可能です。そのため、手術時に迅速な病変確認及び対応に役立ちます。
光学ズーム・デジタルズーム機能
27インチモニター使用時、光学ズームで最大14.0×(*W.D:400mm時)まで拡大が可能です。ハンドスイッチを利用することで、追加のデジタルズーム機能(1.0×〜7.0×,*推奨:3.0×以下)を使用することができます。
焦点距離
レンズ下部から病変までのW.D(焦点距離)は最小200mmから最大700mmとなっており、広範囲の手術スペースを確保できます。
LED照明
チップLEDを使用して患部に明るい光を伝達し、深い病変への影を抑えることができます。側面に位置するノブを使ってLEDの明るさを簡単に調節することができます。
プラグアンドプレイ
スカウター Z-CAMは使用前にバランシングや重心調整をする必要がありません。電源プラグを接続し、電源ボタンを押すだけで、約10秒以内※にモニターに出力される映像を確認することができます。
多様なポジショニング
迅速で便利なポジショニング機能により、手術時に様々な視野角で病変を確認することができます。
ドレーピングが簡単
従来のマイクロスコープはドレーピングにかなりの時間を要しましたが、スカウターZ-CAMのドレーピング時間は約1分間※で十分であり、手術の流れに迅速に対応することができます。
※当社調べ
手術室セットアップ例
商品仕様
センサーの種類 | 21 Mega pixel CMOS |
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解像度 | Full-HD (1920×1080P) |
インターフェース | HDMI |
画像キャプチャ | 5544×4160ピクセル |
ビデオキャプチャ | 1920×1080ピクセル |
焦点距離 | 200mm – 700mm |
光学ズーム | 5.0× – 14.0×(W.D:400mm、27インチモニター) |
デジタルズーム | 1.0× – 7.0× |
照明 | Chip LEDs |
調光制御 | 0–100(%), 手動調光 |
SDカード | 最大 64GB |
販売名 | スカウター Z-CAM |
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医療機器製造販売届出番号 | 12B1X10014000058 |